「俺」から「僕たち」へ
「俺をここに連れてきてくれて、ありがとう」
5周年ツアー「STAGE」、横浜アリーナ5月7日13時公演。最後の挨拶でふうまくんはこんなことを言っていた。ふうまくんが今そこに立ってるのは自分で選び続けてきたからだよって泣きながら噛みしめた。
あれから4年。10周年ツアー「SZ10TH」、宮城セキスイハイムスーパーアリーナ7月11日17時半公演。
「僕たち5人を、ここまで連れてきてくれて、ありがとうございます」
僕たち、って言った。僕たちを、連れてきてくれてありがとうって言った。この4年で、ふうまくんは「俺」から「僕たち」になった。10年経つってこういうことか。今度は心から、こちらこそありがとうって言える。当たり前じゃない景色、一緒に見ることが出来て嬉しいよって思う。全く同じことを、10周年で「僕たち」って言うふうまくんが今ここにいて嬉しいよ。
たぶん、ずっと、それぞれがSexy Zoneを選び続けていたんだ。でも、今度はみんなでSexy Zoneを選び続けている。みんなが、みんなでSexy Zoneを選び続けているのを知っている。だから、「僕たちを」連れてきてくれてって言うのかもしれない。
私もSexy Zoneと一緒にSexy Zoneを選び続けてきた気がする。この4年間だって色んなことがあって、でも私も選んできた。私もSexy Zoneにここまで連れてきてもらったし、私もSexy Zoneをここまで連れてきたのかなと思える。
いろんなことが寂しくて赦せなくて怖い。
だけど、10周年、笑おう。まだあるから、まだまだたくさん笑おう。
これからもずっとたくさん笑い続けよう。
おめでとう。
次の5年後も、あなたもわたしも、ここを選び続けていますように。