Loveaffection

薔薇は甘くて柔しくて、魔。

選択と覚悟の先にある未来が現在 ―風 is I?―

毎年思ってるんですけどね。




去年「Sexy Zoneになることが今の夢です」って言ってて。でも私ずっとふうまくんのことSexy Zoneに見えてたよって思って。それを口に出してくれることが陳腐な表現になってしまうけどとても尊くて嬉しかったけど、やっぱりずっとずっと、2013年の終わりにはもうSexy Zoneだったよって思ってて。
でも今年の姿を見て、ああSexy Zoneになったんだなーって思った。ツアーでも思ったんだけど、ソロコンで殊更そう思って。なんでだろうってすごい不思議で。

2015年は胸の中にSexy Zoneがいたように見えた。その胸に秘められた灯がずっと光を放つから、ソロコンなのにグループを感じる不思議な時間だったように思う。そして最後の最後で帰るべき場所へ帰って行った。2016年も前年ほどではなかったけど同様に秘められた光を最後に外へ放ち帰って行った。
2017年は、初めからその光を纏って現れたように思う。なんとなく。Sexy Zoneという薄くだけど強く発光するベールに包まれていた気がする。最後、帰って行くその瞬間まで。

それはステージのメンバー構成によって更にそう感じさせられたのかもしれないけど、でも明らかに本人の変化が一番の理由だったんじゃないかなって。



「これが俺の選んだ道だ、って胸張って言えるようにがんばります」

友達に胸張れるように道を選択してきたんだって言ってたのよ。あの日。
それが、誰にって言わなかった。誰に対してじゃない、自分自身に胸張れるようにって聞こえた。

選んだ先が今だなってすごく思って。いつも思ってるんですけどね。特に強く感じたって話です。
色んなこと覚悟して捨てて選んだから今があるんだよってずっと思ってたけど、なんか…同じなんだけど微妙に違うというか。今まではそしてこれからも選び続けるみたいな感覚があったんだよねたぶん。覚悟決めて進んだ道でこれからも何かを選んで何かを捨てるんだ、みたいな。これ思い返してるから余計にそういう気持ちになるんだろうなとは思ってるんだけど。これからも変化を続けていくんだ、っていう先に伸びている道が見えてるうえで聞こえた感じだった、ような気がする。
それが、今年は道の最先端に見えたというか。完全に完璧にSexy Zoneを纏ったふうまくんはこれからしんどい思いして決めないといけない覚悟があるようには見えなかったというか。くくらないといけない腹もう残ってないみたいな。そんな感じ。ある意味で、表現悪いけど、先が見えない感じがした。もちろんこの先も苦しい選択をしないといけないことなんてたくさん出てくるとは思うんだけど、もう、手のひらに残った選ばないといけないこと全部なくしちゃった感じ。今まさに選んでいます、ではなくて、選び終わったその先が今。




「あの頃見ていた夢が、今の自分です」

ふうまくんはあのころ夢見ていた自分になったかな。
なってるように見えるよ。



泣いて笑ってそれでも明日もSexy Zoneでいたいと願っていた過去を懐かしく思う。

覚悟を決めた男の子の"これからが素晴らしき世界"