Loveaffection

薔薇は甘くて柔しくて、魔。

嬉しいと思えることが嬉しい

自分たちの今までを否定しないでいてくれてありがとう、という書き殴り


 イベント開演前に今までのMVが順番に流れてきて、でもKQJの後振りだしSexy Zoneに戻った。この後5人きりでステージに立つんだって予感がした。でも、あの時から2014年の5月から時が進んでいないみたいで。過去が、なかったことにされているみたいで、悲しかった。だって苦しかった辛かったことだけじゃなくて彼らが掴んだものや得たもの少しの光全部覚えてるしなかったことになんか出来るわけもなくて。確実に時は進んでいて、そんな中でも折れることなく前に進むことを辞めなかった5人の時間をなかったことにしてほしくないと思った。辛かった宣告、日々、それは忘れられるわけもなくて悔しくて悔しくて涙が出たこともあったし、茫然としてしまったこともあった。あんなこと起きてほしくなかったし起きなくてよかったと今でも思うけど、だからって今までの彼らの日々を消していいわけなくて、消されたら、希望を忘れず信じて好きでい続けた私の日々も消されてしまうような気がして。
 でもイベントの会見で、ふうまくんは口にしてくれた。3人や2人で見せたりいろんな可能性をって言ってきたけれど、それをファンの人たちがそれぞれどう受け取っていたかわからないけれど、こうやって5人立ったとき盛大に迎えてくれて嬉しいし大きない愛で応えたい。期待を大きな希望で返したい、裏切らないようにもっと大きなグループになる。誰もが直接言うことのなかったこの1年半のこと。嬉しかった。ああ、なかったことにしないでくれた、彼らのこれまでの日々を、ファンのこれまでの日々を、受け止めてくれたって思えて。目をそらさずにいてくれて嬉しかった。同時に去年の神戸も思い出して。個人の可能性をと一人声を荒げた、唯一、誰も言わなかったのに、どんな言い方をしたって言われたい放題だってきっとわかっていたくせに。そのときも目をそらさずに口にしてくれて優しくてでも不器用で嬉しいより辛いことのほうが多かった。その時の言葉を忘れずに自分の中にずっと持っていてくれたことが嬉しい。強くなんてならなくていい優しくあってほしいと思っていて、でも傷ついてる姿を見たくなくてもっと強く賢くなってほしいと思っていて。強くなったんだろうか、賢くなったんだろうか。わからない、でも多分なってない、だってきっと多分言わなくても言わないほうが良かった話だったと思うから。でも伝えてくれるのがふうまくんだしその優しさと不器用さは健在のまま、説得力を生み出したのは今までの仕事への真摯な誠実な丁寧な対応やメンバーへの愛かな。今でもあのときの人たちへの悲しみや悔しさや怒りは消えないけれど、でも今を嬉しく思うし今を作ったふうまくんの歩みを誇らしく思う。私も嬉しいからこれからもさらに大きな愛で応えたい。ありがとう。
 さらには薔薇色の日々でも、また。ファンにはどう映ったかわからないけれど、信じてついてきてくれて迎え入れてくれてありがとう、と。信じてくれ、と何度も声に出して声に出さずに伝えてくれたことも、覚えてるし忘れない。かわいそうなやつはいなかった、ってそう思われていることを知っててでも仲間のことをかわいそうだなんて思ってほしくなくて俺らは同じラインに立っているんだってね、かわいそうにねさせなかったのはふうまくんだよ。みんな精一杯目の前のステージと向き合っていたんだって。辛い中でも楽しかった嬉しかった思い出をまた肯定してもらえた気がして嬉しい。心を痛めて離れていった人達のこと、受け止めてもう一度一緒に歩いてみないかと声をかけて。自分たちの時計の針は止まることなくずっと前に先に進み続けているんだから、と。彼らはいつだって前進する足を止めることなかったってこと、見てきたからそれを言ってくれるのが嬉しい。その前に進もうとする姿に何度勇気をもらって信じようと思えたか、彼らは知っているだろうか。…なんだろう、多分きっとふうまくんは言わないほうがいいだろうことも知らないほうがいいだろうこともわかっていると思うんだよな。そういうところはとても賢いと思うから。その一方で、自分が伝えたいことがあって、グループの中の自分の役割を背負って、言っているのかなとか。可能性の話もかわいそうの話も信じてほしい話も、この1年半の間に何度か聞いたけどそれを自分で言ったことを覚えていていることが、考えて口にしていたんだってことだとか自分の発言に責任を持っているんだってこととかが伝わってきて、嬉しい。そうなってほしいって思ってたから、そうなった未来が来て嬉しい。なんだかなぁ~器用なのに不器用なんだよね。賢いのにね。だから今までもこれからも辛い思いすることあるだろうけど、ふうまくんにはメンバーがいるからね。幸せだって言ってくれて、幸せそうにいてくれて、5人の幸せな姿を見ることがオタクの幸せだよ。嬉しいね、幸せだね、ありがとう。
 素直に嬉しいと思えることがとっても嬉しい。そんな簡単なことを久しぶりに感じたお話。